悪霊大戦は終結した。

地獄の門から溢れ出た悪霊はMETEORとCHIN-HURTZによって倒された。そして、それと同時にMETEORとCHIN-HURTZはすべての力を使い果たしてしまった。

「憑依」が禁術として定められている理由の一つに、肉体へ多大な負荷がかかり、術者の体を蝕んでいく事があげられる。

悪霊大戦を長時間、憑依で戦い抜いたCHIN-HURTZの体はボロボロでMETEORよりも、症状は深刻であった。METEORはやはり百戦錬磨と言われるだけあって、全治2週間くらいで完治した。

HOOK

今日の悪霊退治は休業中！
おしまい感、出して復活する
FOREVER 俺らはここにいた。
FOREVER METEOR&CHIN-HURTZ

CHIN-HURTZは少しづつ回復し、体が動かせるようになっても、霊力はまったく戻らない。これでは悪霊退治を続ける事はできない。CHIN-HURTZはなんとなく悪霊退治人生が、ここで終わるのだと悟っていた。。。

しかし、CHIN-HURTZはいつでもポジティブ思考、強さなどにはこだわらず身近な人を楽しませたり、ボーッと空を眺めたりと自由気ままに大戦後を生きていた。

ある日の事、

CHIN-HURTZ「師匠！俺の霊力は多分戻りません。そんな気がするんです。なので、悪霊退治はここまでかもです。今までいろいろ教えて頂きありがとうございました。」

METEOR「。。。なんか変な事考えてねーか？おまえは大丈夫だからな。まあ、待ってるよ！」

CHIN-HURTZ「え！？いや、多分ずっと戻らないから待ってたら人生終わっちゃいますよ。」

METEOR「やったるよ！やったるよ！そんなもんFUCK YO！のこった！相撲取り！横綱！」

CHIN-HURTZ「いや、なんかよくわからないんですけど(^◇^;)、横綱のように王座に君臨するぜ的な？」

METEOR「うぉぉぉぉぉ！！！キラーウルフ鬼殺し！鬼も悪霊も一緒だからね！」

CHIN-HURTZ「。。。な、なるほど！(一緒だったのかー(^◇^;))」

METEOR「。。。待ってるよ！ずっとだ！」

CHIN-HURTZ「え！？。。。。うるうる！りょ！了解っす！」←ジャンプ風

こうしてCHIN-HURTZの霊力が戻るまで、METEORとCHIN-HURTZの悪霊退治は休業中となったとさ！

FOREVER！

METEOR&CHIN-HURTZ！

追伸

今までちょこちょこナレーションをしていたキャツが、最後の最後で名乗りを上げた。自らをキングオブ元凶と名乗り、CHIN-HURTZに取り憑いているという。

CHIN-HURTZが悪霊退治の曲に取り憑かれたように描き続けるのは、キングオブ元凶という悪霊の仕業なのだ。もしここでこのストーリーが終わるなら、自然とキングオブ元凶も倒されるのだろう！

めでたしめでたし！

そして、曲の最後の最後に登場する「ヒラツカ」というワードが今後大きな事件へと発展して行くことを今は誰も知る由がなかった。。。

 →【悪霊退治PART.10】へ続く

←【悪霊退治PART.8】へ戻る