今回は「ゲームの悪霊」である。
子供の頃、「ゲームは1日1時間」
誰が作った伝統かは知らないが、ゲーム好きからすれば、1時間などまさに一瞬。ダンジョンで迷ってるうちに終了である。
しかし、その伝統は人間が健康でいる為には必要なのかもしれない。ゲームをやり過ぎるとよくこういった現象が起こる。
- 目が悪くなる
- 筋肉が衰える
- 食い過ぎて太る。
- 不眠症に陥る。
- 体調を崩す
などなど!
そう!これは「ゲームの悪霊」の仕業である。
そのゲームの悪霊の検証・退治の依頼を受け、METEORとCHIN-HURTZは、3日間耐久でゲームをし続けた。。。
すると突然、テレビが口を大きく開けて2人を食べてしまった。
あぁぁぁぁ〜れぇぇぇぇ〜!!?
迷い込んだのは大草原のフィールド、どこに行っていいかもわからないほど見渡す限り草原が続いていた。
CHIN-HURTZ「師匠!ゲームの悪霊ってどこですか?というかなんか見られてるんですけど!変なヤツに!」
HOOK
さっきからあいつ、俺らを見てる。 |
CHIN-HURTZ「師匠!たまにはこっちから仕掛けてみます?」
METEOR「まかせた!」
CHIN-HURTZ「ていうかあれは悪霊ですかね?モンスター?悪霊退治だけどモンスターも倒していいんですかね?」
METEOR「まあ、なるようになるっしょ!なんかコエおかしくなってるな」
CHIN-HURTZ「じゃ、まずは俺から!」
「うぉぉぉぉ!!!!」
CHIN-HURTZは「吠える」を使った。
「服を破く(マッスルパワー)」
▶︎攻撃力2倍
「サングラスをかける(分析)」
▶︎相手の戦闘力5
次々とコマンドを入力する。少し技のバラエティが増えたようだ。
だが、CHIN-HURTZにはまだ甘さが残る。仕掛けるといっておきながら、まだ、手は出していない。
「見られると興奮するスキル発動!」
▶︎興奮状態:攻撃力1.5倍
▶︎興奮状態:防御力0.5倍
CHIN-HURTZはガン見されている。
あまりの「ガン見」に、目をそらし携帯見るフリをして、通報してみた。。。
電波が届かない(失敗)
CHIN-HURTZは悪霊退治ステッカーを取り出し、自分の体に貼り付けた。
▶︎運気1.5倍
▶︎テンション1.5倍
▶︎クリティカル30%アップ
※悪霊退治ステッカーは悪霊にはダメージが入るが、モンスターには効かない。しかし、味方に貼ればステータス上昇。
これでかなりステータス強化完了。あとは。。。
「ピキーーーーン!!!」
CHIN-HURTZはマッスルポーズをとった!!!
。。。
METEOR「ん!?チンハーツなんで倒さんの?」
CHIN-HURTZ「い、いや!自分、こうげきコマンドがないんですよ、なぜか!」
ゲームの世界だからなのか、選択コマンドが限定されているようだ。
METEOR「よし!わかった。チンハーツ!この機械霊の倒し方教えてあげるよ!」
と言って、METEORはどっかに行ってしまった。
しばらくの間、
「マッスルポーズ VS ガン見」
の硬直状態が続く。
。。。
1時間ほど経つとCHIN-HURTZは現実に引き戻された。
あぁぁぁぁ〜れぇぇぇぇ〜!!?
CHIN-HURTZ「あ、師匠!ひょっとして悪霊倒したんすか?」
METEOR「うん!」
CHIN-HURTZ「え!?どうやって?」
METEOR「セーブポイント見つけて、戻ってきて、焼酎飲んでたら、ゲーム機にたまたまこぼしちゃって倒せちゃったんだよね。機械霊は水に弱いから!」
CHIN-HURTZ「。。。な、なるほど!(たまたま?なんですぐ水かけなかったんだ)」
ともあれ、ゲームの悪霊を倒す事ができた。みんなもゲームのやり過ぎには注意しましょう!
「焼酎こぼして倒すのかー!笑」
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